Tableau Tips:『Tableau Color Palette Generator』のカラーパターンを自作のワークブックに適用させる
小ネタです。
Tableauでは要素の配色を『カラーパレット』と呼ばれる機能で設定する事が出来ます。
以下の様に、デフォルトで用意されているものでも結構な種類がありますが、この部分については自作する事も可能です。
自作する事自体は任意の手順を踏むことで対応出来るのですが、パレットの『色味』自体についてはカラーリングのセンス等も問われる(?)部分でもあり、"しっくり来る"カラーパレットの色味情報をピックアップするのも結構大変(というか面倒)だったりします。そんな手間な部分をサポートしてくれる情報がTableau Publicにアップされていたので当エントリではその情報を活用しつつ、自作のワークブックにそのカラーパレット情報を適用させるところまでを試してみたいと思います。
それがこちらのワークブックになります。まぁざっくり言えば『良い感じの色見本一覧』という感じでしょうか。一覧の中から5色1セットの色見本を選択し、その色情報を持ってパレットを作成し、適用させる...という流れになります。
では試してみましょう。上記リンクからTablaeu Publicに遷移し、良さ気な色味(の中の色)を選択します。横1列、計5色の色味の内容に切り替わり、併せてカラーチャート情報が表示されますのでこの情報を控えておきます。
控えておいた情報を元に、以下ファイル名及び構成でカラーチャート情報を記載・作成します。
<?xml version='1.0'?> <workbook> <preferences> <color-palette name="CM Custom Palette" type="regular"> <color>#B96285</color> <color>#F1D0D4</color> <color>#AAB8D2</color> <color>#78A3BE</color> <color>#DE84A8</color> </color-palette> </preferences> </workbook>
作成したファイルはTableauリポジトリフォルダ直下に配置。(Tableau導入直後であれば同名のファイルが生成されているかと思いますので内容を置き換えてください)
Tableau Desktopを再起動すると、カラーパレットの候補に追加した設定が新たに表示されているはずです。
あとは従来のカラーパレット同様、設定を置き換えれば、
以下のように色味を変える事が出来ました!
という訳で、簡単ではありますがカラーパレット色見本のTableau Publicコンテンツのご紹介でした。色彩に関する設定はその内容如何で情報の見落とし・発見のアクションに繋がりますのでビューそのものの見せ方と同じくらい重要なのではと思います。そんな時にこういう情報を上手く活用して行きたいものですね。こちらからは以上です。